1月19日を皮切りに中学受験が始まった。当日は京都教育大附属桃山中の応援に行った。正門の左手前に陣取りKEC生を待った。陣取ると同時に次々にやってくるKECの元気あふれる塾生たち。にこやかに「おはよう」という生徒たち。お腹にタッチして「痩せや」という生徒たち。正門にいったん入ってから7,8人の集団で再び正門付近の私たちのもとにやってくる生徒たち。緊張感とはほど遠いのか。それとも、こうやって緊張感をひたすら振り払おうとしているのか。入室を促すアナウンスが流れる中、校舎に入っていくわが子を、心配そうな表情で見守るお母様、お母様、お母様。この様子を目にし、緊張感と責任感を痛感する我々がいた。
1月24日奈良女子大附属中等教育学校はKECブルーに染まった。青いKECジャンパーを目印に小さな受験戦士が沢山沢山集結してくれた。見守るお母様お父様。全KEC職員が見つめる中、教科主任、ブロック長、本部長の最後の大演説。最後の受験上の注意をせつせつと伝える。うなずく生徒達。緊張をほぐすユーモラスなアドバイスに漏れる生徒たちの美しい微笑。最後は保護者の方々、KEC職員でつくるウイニングロード。生徒の両側の長い列のあちこちから「がんばりや」のやまびこが響く。かくして、勇気をもって、生徒たちは立派に戦ってきてくれた。
1月27日女子大の合格発表があった。本当に全員の合格が可能なら、本当に可能なら、心から望みたい。しかし、受験は厳しい。本当に厳しい。
女子大合格者17名。大教大天王寺2名。京教大桃山6名。奈良学園2名。奈良学園登美ヶ丘3名。これが学園前教室の塾生の本年度の主な結果です。女子大の合格者、京教大桃山の合格者は、1教室の出した合格者としては、最も多いかもしれません。しかし、当然ながら、全員が合格したわけではありません。
自習室が満杯。講師スペースまで開放。カウンターで勉強を望む生徒たち。土曜日曜の質問教室。授業前質問。授業後質問。熱心な生徒たちの集う学園前教室。この子供たちとこれからも戦いを続けていきます。
2月5日奈良県の私立高校入試、2月7日奈良教育大附属中入試がもうすぐです。あらん限りの力を振り絞ってみんなを応援するよ。一緒に最後までがんばろうね。スタッフみんながついているよ。
君たちみんなの笑顔が見たいです。「苦悩を突き抜け歓喜へ。」
寺尾先生と女子大合格者たち(こちらに進めば合格ですよポーズ)
女子大合格直後の最高の笑顔です(女子大行ってもトップクラスで頑張りや)